「デノミ」について考えてみた件
こんにちは&こんばんは!
今回は「デノミ」について考えてみます。
「デノミ」とは、「デノミネーション」のとです。
通貨単位の「切り下げ」や「切り上げ」を行うこと。
国内全ての資産と負債に対して行われます。
財政破綻によるハイパーインフレや円暴落(超円安)が現実味を帯びてくると通貨の切り下げや預金封鎖がセットで行われる可能性も出てきます。
過去に「デノミ」が行われた例として
1993年3月1日 ウルグアイ・ペソ 1000分の1
1994年1月1日 ユーゴスラビア・ディナール 10億分の1
2005年1月1日 新トルコリラ 100万分の1
2005年7月1日 ルーマニア 1万分の1
2008年8月1日 ジンバブエ・ドル 100億分の1
2009年2月2日 ジンバブエ・ドル 上記更に1兆分の1
2009年11月30日 朝鮮民主主義人民共和国 ウォン 100分の1
2018年8月20日 ベネズエラ 10万分の1
意外と最近の出来事であり、昨年新コロ真っ盛りの時期に「愛の不時着」が大ヒットしたお国も経験した「デノミ」・・・・
日本人は「まさか日本のはそんなことは起こらない」と思っている人が大多数だと思います。
その証拠に「貯蓄」から「投資」へはなかなか資金移動せず、未だに普通預金・定期預金にそのままお預けになっていらっしゃる人が多い現実。
2024年は「新円切替」の年。
1万円札のデザインは「渋沢栄一」さん。
東京証券取引所・東京商法会議所(現東京商工会議所)第一国立銀行(現みずほ銀行)を設立された「日本資本主義の父」という凄いお方です。
個人的には「論語と算盤」を著された方。
お孫さんは、1946年、日本でデノミ&預金封鎖が起こった時の大蔵大臣。
僅か70年前の日本で実際に行われた事実でございます。
偶然かとは思いますが、「歴史は繰り返される、忘れたころに」
とはならないで欲しいですね。
「論語と算盤」・・・・・道徳経済合一説という理念。
「論語」を拠り所に倫理と利益の両立を掲げ、経済を発展させ、利益を独占するのではなく、国全体を豊かにする為に、富は全体で共有するものとして社会に還元することを説くと同時に自身でも心がけた。(ウィキペディアより)
「富をなす根源は何かと言えば、仁義道徳。正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ」
今の金融機関はその理念と果たして近いのか、遠いのか・・・・
「顧客第一主義」といつも唱えていないとついつい忘れてしまう「利益第一主義」
今こそ、渋沢栄一著「論語と算盤」を深く考え実行する時なのではないのか!からの、「新円切替」であることを切に願います・・・・
また明日・・・・
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