「擁壁」という問題児について・・・・
こんにちは&こんばんは!
今日は「擁壁」について考えてみます。
傾斜地に立っている物件によくある「擁壁」
「擁壁」とは、例えば、大雨が降ったとして地崩れが起こったとしたときに傾斜している土地に施された「盛り土」の被害を最小限にとどめるためのものであり、決して見晴らしや日当たりの為に作られたのでは有りません・・・・
「石積み擁壁」「ブロック擁壁」が有ります。
不動産屋さんには「見晴らしも良いですね~」とか「高くなっている分日当たりも良いですね」とか「高さが有りますので周囲の目も気にならないですしね~」なんてお勧めされそうな物件に多いですね。
「擁壁の高さと作られた年代」
必ず確認してください。
高さが2mを超える擁壁を作る場合には、建築主事の建築確認を受ける必要がある(建築基準法第88条・施行令138条)
高さが2mを超える擁壁はほぼ作り直しになる可能性が多いです。
既存の擁壁が古いと2m以上でも建築確認を受けていない為、また作らなければならない場合もあります。
一般的なコンクリート擁壁の耐用年数は30年~50年と言われています。
年数の幅の理由は「擁壁の厚み」「土圧」「環境の違い」などです。
排水がきちんと行われているかなども耐用年数に大きく影響します。
費用はどのくらい掛かるのか・・・・・・
一般的には最低でも300万円。
広さや状態によっては1,000万円近く掛かる場合も有ります。
以前仕入れ検討した吉祥寺の物件は、も盛り土のし直しや、造成工事も必要だったため、3,000万円ほど掛かると言われました。
補助金・助成金が使える自治体も有りますのできちんと調べて下さい。
知らない為に後悔することの無いよう自身で調べられることをお勧めします。
役所も不動産屋さんも聞いたことしか基本教えてくれません。
自分で調べ、分からないことや不安なことを相談できるアドバイザーを日頃から見つけられると安心です。
勿論、それがリナランドストーリーズ株式会社松本利奈でございます。
おあとがよろしいようで。
サヨナラ・・・・・・・
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