「投資信託の申込手数料について」考えてみる
こんにちは&こんばんは
本日は投資信託の申込手数料について考えてみます。
殆どの投資信託は購入時申込手数料が掛かります。
商品・会社によって掛かる手数料は異なります。
例えば申込手数料が3%の商品の場合、短期で売買してしまうと負担率が大きくなりますが、仮に10年間保有した場合は年間0.3%となり、負担率が軽減します。
株等の指数に投資するインデックスファンドの場合は手数料無料(ノーロード)のファンドも多く存在します。
手数料の多寡には理由があり、インデックスファンドは市場全体に投資するパッシブ運用という手法を用いるので銘柄選定や銘柄の入れ替え等の手間が掛からないことから手数料が安くなります。
逆に銘柄選定や、入れ替えを機動的に行う運用手法をアクティブ運用と言います。
アクティブ運用は、ファンドマネージャーやアナリストが、今後上昇の期待出来る銘柄を厳選し運用成果を上げることを目指す運用手法となり、手間が掛かる分手数料も高くなります。
海外の投資信託は、為替手数料も掛かるので更に割高になります。
手数料は安いに越したことは有りませんが、重要なことは、
①安く購入すること
②良い商品に投資すること
③出来るだけ長く保有すること
④高値圏で利益を確定すること
「それが出来ればみんな億万長者になれるじゃないか」という声が聞こえて来そうです。
しかし、投資の世界では当たり前のことが出来ない人が多いのです。
大抵は真逆のことをしがちです。
①高値で買ってしまう
相場が上昇し続けているような局面の時にやってしまいがちな行動です。
最初は手堅く少しの利益で満足していたのに、売却した後上がってくると
「もっと高く売れたのではないかと損した」気分になり、売り値より少し でも安くなるとまた参戦してしまう。
大抵は当初の利益も飛んでしまい悔しさから売れず、損失拡大してしまう ループにハマります。
今の、特に米国株にような場面には要注意です。
永遠に相場が上がり続けるのではないかと幻想を抱いてしまう局面です。
②悪い商品に投資してしまう
10年ほど前、ブラジルレアルなどの新興国に投資するファンドが大人気で上がっていました。
今上がっているファンドはとても魅力的ですが、数年後チャートを見たとき高値圏だったと気づくことが多いです。
皆一緒に仲良く儲けることは有り得ません。
皆が買っていて人気のファンド程要注意なのです。
「今はパッとしないけれど中長期的に上昇しそうなファンド」に投資することが秘訣です。
③利益が出ると直ぐに利益を確定してしまう。
株式ファンドは、確定しないことには利益を生み出すことは出来ません。
私の経験上、上がる時は日本株も国内債券も海外株式も海外債券も商品も上昇幅は異なりますが全て上昇します。
確定することが悪いのでなく、高く売却した後直ぐに他の商品に投資してしまうのがいけません。
なぜなら他の商品も高値圏だからです。
大抵金融機関の担当者に勧められて「乗り換え」ることが多いと思いますが、申込手数料が更に掛かる上に、確定した利益も無くなってっしまうことが多いと思います。
④安値圏で慌てて売却してしまう
相場が急落した時、恐怖のあまり「もっと下がる前に売却しよう」と慌てて売ってしまう。
その後怖くて投資に参戦出来なくなり、急落後の上昇局面の恩恵も受けられなくなる。
相場を経験されている誰もが一度は経験されていると思います。
まとめると、投資はロマンです。
やらないよりはやった方が良い。
自分との闘いです。
メンタルを強くし、自分を見つめる切っ掛けになります。
相場は難しい・・・・・
でもやめられない・・・・
それではまた・・・・・・
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