府中市 不動産売却 「イギリス ボーンマス編3」
こんにちは&こんばんは!
タクシーは、何故か高速道路を走っていた。
車で5分の筈なのに。
「日本人だと思って騙しているんだな」と腹正しかったが、英会話力不足と、1人旅という弱い立場ではどうすることも出来なかった。
漸く到着し、料金を支払ったがチップも渡す気にならず、恨めし気にタクシーを見送った。
チャイムを鳴らすと、アラビアンナイトに出てくるような浅黒い天然パーマの男の子が向かい入れてくれた。
荷物を2階まで運んでくれた。
この人はこの家の誰なんだろうと思いながら漸く辿り着いた安堵感で力が抜けた。
と、いきなりドアが開き、自分よりちょっと若い男の子が飛び込んできた。
にわかに目が合うと、御免なさいを連発し、出て行った。
直後、ホストマザーのニールセンさんが「ごめんなさい。息子が間違えて入ってきちゃって。」と謝罪しに来られた。
日本なら反抗期の年齢の男の子と、お母さんの連携に少し驚き関心した。
翌日は日曜日だった。
この家の登場人物が全く把握出来ないまま、何故かニールセンさんが勧めるがままにスイス人のステファンとボーンマスの海辺を散策することになった。
海辺のバーでビールをご馳走になった。
ステファンはビール瓶の収集が趣味らしかった。
重くないのかなと思いながら子供のように嬉しそうにビール瓶をリュックにしまうステファンにとても親近感を覚えた。
ステイ先は国際色豊かだった。
スイス、サウジアラビア,香港、イタリア、メキシコ・・・・
共通語は英語。
わたしが一番出来なかったから、香港のサミュエルにいつも助けられた。
ネイティブの英語が全く理解できず、その英語をサミュエルが分かりやすく英語で伝えてくれた。
サミュエルの英語は何故か少し理解出来た。
スイス人のステファンとはとても仲が良かった。
サウジアラビアの友達は、家の用事があると直ぐ自家用ジェットで帰国するくらいリッチだった。
イタリア人の女性は毎日髪を洗う私をとても不思議がった。
「毎日の洗髪は髪に悪いわよ」とアドバイスしてくれたが、守れなかった。
メキシコ人のキャロリーナとは毎日一緒に早朝マラソンをした。
「明日行く?」と聞かれ、「行くよ」というと嬉しそうな笑顔を返してくれた。
早朝だから用事もないのだが、行けない時、行く気になれない時、ついつい言い訳を探していると、「YES OR NO」と聞かれ、「NO」と言うと、「OK」と全く気にせず応えてくれた。
「NO」とこんなにハッキリ意思表示出来ることが、どんなに楽なことかと思った。
帰国後日本で同じことをしたら上手く行かなかった。
ベトナムの友人は、日本人の洋服、バック、当時人気だったウォークマン、何でも羨ましがった。
ニールセンさんの勧めで毎日リッチモンドパブに通った。
約3カ月滞在したが、少し耳が慣れたかなというところで帰国した。
あともう3カ月居たらもう少し話せるようになったと思うが、貯金も底をつき、帰国を余儀なくされた。
帰国し、間もなく結婚した。
周りは、寿退社だと思ったみたいだった。
籍を入れて直ぐ長男を妊娠したので当時流行の出来ちゃった婚だと思う人も居た。
この長男は現在不動産の仕事を一緒にする同志となった。
頼もしいビジネスパートナーだ。
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