東京都府中市 不動産 購入 売却 「建ぺい率」とは
こんにちは&こんばんは!
本日は「建ぺい率」についてお話させて頂きます。
建蔽率とは、敷地面積(建物を建てる土地の面積)に対する建築面積(建物を真上から見たときの面積)の割合のことです。
建築面積の敷地面積に対する割合を%で表したもので、その土地にどれくらいの規模の建物を建てることが出来るかのか分かる指標です。
土地を有効に利用したい気持ちはやまやまですが、防災や風通し等を考えてある程度の空地を設け、ゆとりある建物を建てるように誘導する目的で建築基準法によって建蔽率に制限が設けられています。
この建蔽率を良く理解せずに「屋根付きカーポート」や、「物置」「建て増し」「離れ」等々、造作される方が結構いらっしゃるのです。
これらは、「違反物件」「既存不適格物件」となり、売却する際にネックになります。
なぜなら、購入する人の住宅ローン審査はほぼ通らないからです。
キャッシュで購入すればいいやと思われるかも知れませんが、いずれ売却するときにやはりなかなか売りにくくなるので問題先延ばしにするようなものです。
壊して立て直すとしても、既存の物件のような広さの建物を建てることは出来ません。
わたしの経験上、リフォームや、カーポート設置の際、それらの問題まで考え提案してくれる業者は多くは無さそうです。
自分自身で調べて業者に「建ぺい率が違反しないか」を確認することが大切です。
実際に経験した事例ですが、頑丈で大きな車庫を作るのに600万円程掛かったお客様が10年程で家を売却することとなり、この車庫が建蔽率オーバーの原因となってしまいました。
壊すにも数百万円掛かりますし、そのまま売却するにはキャッシュで購入できる方に買って頂くしか有りませんので、2割も3割も安くなってしまいます。
わたしは、車庫建設を依頼された業者がキチンと説明しなかったことに問題があると思いました。
そのお客様は家の売却を、キチンと説明しなかったその業者に依頼されました。
勿論査定で本当のことなど言えません。
その後、どう処理したかは分かりません。
「知らない」ことは恐ろしいと思います。
余りに知りすぎて、細かく疑って掛かるのもどうかと思いますが、きちんと確認出来るくらいの知識が有った方が自分の身を守る為に必要かと思います。
若しくは、信頼出来る宅建士等に相談されてみるのも1つの方法です。
数百万、数千万円も違って来ますのでご注意くださいませ。
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