東京都府中市 不動産売買 「叔母を預かって分かった事」⑦
こんにちは&こんばんは!
あれから1ヶ月以上経過した今も残る体中一面の茶褐色のボツボツ痕。
時間は2時半を過ぎていた。
もう空いているだろうと店内に入ってびっくり。
満席だ。
1人だからカウンターに通された。
大砲ラーメン、初めて食べたけど美味しかった。
久しぶりにちゃんと食べた気がした。
夫も連れて来たいと思った。
甘木鉄道で小郡駅に向かいタクシーで叔母の家に向かった。
家の片付けや、入院中持ってきてもらいたい物を取りに行くのが目的。
まさか悪夢の始まりとは気が付かずに。
叔母は1度も結婚もせず、子供も居ないのでずーっと1人暮らし。
パッと見、高齢の割に家には余計なモノは置いておらず、洗濯もキチンとしていたようで、独特の匂いも無く小綺麗だった。
布団や衣服がカビないように全て簀子が敷かれており、几帳面な人だと思った。
急須の中を開けると悪臭が漂った。
お茶葉は溶け腐っていた。
救急で運ばれたんじゃないのなら、これくらい片付けてから入院すれば良いのにと思った。
冷蔵庫にも食べかけの弁当、惣菜・・・・・
炊飯器にも腐った米・・・・・・・・・・・
しょうこちゃんの記憶が蘇った。
さっきの几帳面は撤回する。
大切なモノや、病院に持って行くモノ、空き家になるので連絡しなければならないインフラ関係の書類を探していると、庭から声を掛けられた。
「どうして居ることが分かったんだろう」
と思ったが、間髪入れずに、
「これうちの食器だから貰っていくね~」
と入ってこられた。
いつもの事なのだろう。
昨日病院でお会いしたご近所のTさんだった。
Tさんは叔母にちょくちょく作ったものをお裾分けしていたようだ。
子供の頃、府中の家もそうだった。
懐かしい・・・・
Tさんが帰られてからも家探しを続けた。
金融関係書類や保険証、印鑑は病院に持って行ったらしく見当たらなかった。
しっかりしているな・・・・・・・
銀行経験上この辺りが疎かになり始めると危険な兆候だ。
全く痴呆症では無さそうで安心した。
と、また声を掛けられた。
アイスと手作りのシソジュースをわざわざ持ってきて下さったのだ。
そろそろ帰ろうと思っていた頃だったので有難かった。
そのままコップは庭先に置いてて大丈夫と言うお言葉に甘えさせて頂き、呼んだタクシーに乗り病院に向かった。
荷物を久留米のホテルまで持っていくなんて絶対に嫌だった。
5時までなら病院で引き取って貰えるというので急いでいた。
叔母さんの庭に出たとき、足に黒いものが幾つも付いてきた。
何だろうと触れた途端跳ねた。
何度も付いて跳ねて、慌てて庭から逃げた。
周りが見たら可笑しい人だと思っただろう。
猫や野良猫の面倒を見ていた空き家にノミが大量発生してたのだ。
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