東京都府中市 ゴミ分別厳しい 不動産売買 「叔母を預かって分かった事」⑱
こんにちは&こんばんは!
羽田空港から聖蹟桜ヶ丘行きのリムジンバスに乗り、夫に聖蹟桜ヶ丘まで迎えに来てもらった。
そうすれば殆ど歩かなくて済む。
聖蹟桜ヶ丘に到着したのは午後10時をとうに過ぎていた。
叔母は朝食以来何も口にしていなかったので、
「夕食何が食べたいですか?」
と聞くと、
「お寿司が食べたい」
と。
入れ歯の問題で外食を頑なに拒まれているので、何か買って家で食べるしかなかった。
もうどのお店も閉まってしまっているし、コンビニはスーパーのお寿司じゃ不味いし。
やっとのことでが宅配のお店を見つけた。
しかし、宅配の締め切り時間を過ぎていた。
仕方ないので叔母を乗せたまま自分たちで受け取りに行くことにした。
兎に角叔母の為に美味しいものを食べて欲しいと夫も私も必死だった。
家に着くと皆ホッとした。
今日退院して、久留米から東京府中市まで良く頑張ってくれた。
91歳の叔母に感謝した。
自分の足で歩いてくれなかったら、大変なことになっていた。
今日からケアハウスに入所出来るまでの間叔母と同居することになる。
不安もあったが楽しみだった。
翌朝、叔母は6時にリビングに来た。
生来、饒舌な人なので色々話しかけられた。
聞いてあげたいのだが、夫が会社に遅刻してしまうし、私も1週間以上の仕事が溜まっている。
思い切ってお願いした。
「申し訳ないのですが、5時に起きて6時半に出るまでは夫も私も一番忙しい時なので8時にお声をお掛けしますのでそれまでお部屋に居て下さいますか?」
「ごめんね~。忙しいのにね」
と素直に応じてくれた。
昨夜来たばかりだし、3人の共同生活のルーティンをこれから作っていかなければならない。
夫を送り出し、洗濯・掃除諸々終わらせ、叔母を呼び朝食を摂って貰った。
その間もお話し相手をした。
「叔母さん、私はご存じの通り自分で会社を経営してます。家の2室を事務所にしていますので、9時前にはそこに出勤して仕事しなければなりません。土日祝日以外は仕事ですので、今から事務所に行きますね」
と話を遮り、向かった。
1週間分を取り戻さなければならないから焦っていた。
幸い月後半でなくて良かった。
叔母は入れ歯の手入れ、薬、色々時間が掛かる。
薬は夫が一日分をキチンと仕分けしてくれているのでそれに従って飲めば良い。
しっかりしているから自分の出来ることは自分でやらせないとと極力手を出さないように見守ることにした。
程なく、
「リナさーん」
と事務所のドアを開けられた。
「便秘気味だから、薬が欲しいんだけど」
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