海外旅行記 「マルタ旅行記」④

query_builder 2023/09/28
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こんにちは&こんばんは!


ラナカに着陸してしまった。


本当にラナカなんだ。

何にもない海沿いの原っぱ。

先ほどのドバイとは大違い・・・・・


まさか、ここで降ろされるのか・・・・・

電車もバスもタクシーも何も無さそうな野原。


ラナカって初めて知った。


ラナカは、キプロス共和国の都市で地中海に面した美しい場所、らしい。

観光地として有名で(知らなかったけどね)美しいビーチ、歴史的な遺産、レストラン、カフェがあるらしい。

中心部には魅力的なオールドタウンが有り独特の雰囲気を楽しめることが出来るんだって。

昔訪れたハワイのラハイナみたいな感じなのかな・・・・・


とてもそうは見えないけれど確かに降りていく人が多かった。


見渡すと、降りない人もチラホラ。

客室乗務員の指示を大人しく待つことにしよう。

こういう時は思いっきり日本人だと痛感する。


と、ラナカの機内清掃員がドカドカと入って来た。

残された乗客をよそに機内清掃を始めた。

実に手際が良かったが、日本と違って「失礼致します」とか、「すみません」という遠慮や配慮は一切なし。


自由だよな・・・・・


もう何でもありの心境・・・・・


どんどん日本人として毒されていた自分が素の自分に戻っていくようだ。

だから海外旅行は止められない。


清掃が終わると、清掃員のボスらしき女性が大声で合図。


あっという間に撤収した途端、こんどはラナカからの新たな乗客が乗り込んできた。


漸く合点が出来た。


ドバイ→ラナカで降りた乗客の座席にまたラナカ→マルタの新たな乗客が座る。

この飛行機は2倍稼いでる。

何という効率の良さ。

高稼働率。

無駄がない。

経営の勉強になる。


「通り道だし、ついでに途中で拾うから待ってな。運賃は払ってね」

ってな感じ。


ドバイ→マルタの乗客には知らせることも無く、お立ち寄り。

観光バスだってこんなこと無いよね(笑)


日本でこんなことやったら、クレームの嵐だろう。

「立ち寄り時間の1時間以上をどうしてくれるんだ」

とか、

「説明も無しにラナカに離発着するなんてどういうことだ」

とか。


幸い日本人は私達だけ。

もうすっかりこっちの人になりつつある私と、もともと何も考えていない次男。

夫だけはまだ日本人が抜け出せないらしく、釈然としない空気を醸し出していた。


いよいよ今度こそマルタに向けて出発!


機内食が運ばれてきた。

「え?さっき食べたけど」

そっか。

ラナカからの乗客はこれからまた新たに飛行機の旅が始まるんだもんね。

仕切り直しって感じか。


得した気分・・・・・・

夫も嬉しそう・・・・・


機内食では滅多に失敗しない私がチョイスした一番無難だと思われたチキンは、甘辛というより砂糖と醤油の甘さしか無いタレにまみれていてとても食べられたもんじゃなかった。

勿体ないけど残してしまった。

ドバイからの機内食はハムとチーズがとっても美味しかったのでワインも進んだんだけど。

頼むから余計な味付けはしないで欲しい。


色々あったけど無事マルタに到着。

ラナカを見ちゃったから結構都会に見えた。


タラップを降りるとバスが待っていた。


Fingerか。

ゲートウェイトギャングウェイを走るバスの運転は雑だった。

掴まって居ないと振り落とされそう・・・・・


見かけはのんびりしてそうだけど中身は激しいのかな・・・・・


入国手続きはスムーズだったが、ネットで予約した民泊までの送迎ウーバーに果たして会えるのか・・・・・・


メールだけのやり取りだから不安で仕方なかったが、段ボールみたいな紙に汚い字で書かれた「MATSUMOTO」を発見。


ホッとした。


ツアーじゃないからこんなこと1つが不安だが、上手く行った時の達成感は何とも表現し難い。

格別だ・・・・・


慎重な夫はツアーで全部御膳立てしてくれて、何かあったら直ぐ日本語で相談出来て、不都合があれば直ぐクレームを言える方が好きみたいだけど、私は飽き飽きしている。

次男の何処に行くのか全く言わないミステリーツアーに魅了されて以来、全部自分達で決めている。

夫は今回が初めてだから、ずーっと緊張しっぱなし。


「あーーーーーーーーーーっ」

と叫びたくなる程の荒い運転に度肝を抜かれた。

周りも皆荒い。

ここは地中海のリゾートじゃないのか。

イメージがどんどん壊れて行く・・・・・


ウーバーの運ちゃんも最後は場所が特定出来なさそうだった。

夫と事前にマルタスリーマの全貌と宿泊場所をグーグルアースで何度も確認してたから

「ここだと思います」

と教えてあげた。


何度も確認してて良かった~。


「何処が入口?どうすれば良いの?」

と聞くと、

「俺はココに送り届けるだけの仕事なんだから知らないよ」

と言われてしまった。


「どうしよう。入れない」



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