海外旅行記 「マルタ旅行記」⑯
こんにちは&こんばんは!
着陸しシートのサインが消えると直ぐ通路側の夫が通路に出る。
ガードして貰い次男と私がその前に出る。
打合せ通りだ。
ここからは時間勝負。
降りると雨が降っていたが入国審査に向かう。
ここも、あっという間に完了。
こんなに簡単で良いの?(笑)
駅までの空港バスを予約してあるので乗り場に向かう。
追加料金を支払っただけあって何とかバスの時間に間に合った。
ローマと言ってもここチャンピーノ空港はタクシーすら居なかった。
1台2台タクシーに乗る人は居たが予約していたという感じ。
お迎えが来る人以外は空港バスで駅に行くしかなさそうだ。
バス停には沢山の人が並んでいたがバスは時間も席も指定らしく、予定時間に近いバスに乗り込もうとしたら運転手に
「この後のバスだよ」
と断られてしまった。
待てど暮らせどバスは来ない。
もう1時間以上待っている。
コロッセオの予約時間に間に合うかどうか・・・・・
晴女にしては珍しく雨だったので余計心細くなる。
やっと来たバスに漸く乗れた。
また断られたら、抗議しようかと思ったが、大丈夫だった。
1時間以上待たされた。
「遅れましたことをお詫びいたします」
なんてことは全くない。
乗れたしまあいいや・・・・・
チャンピーノ駅に到着すると、予約していた電車の時間はギリギリだった。
電光掲示板を見て慌てて2番ホームに走った。
階段を下りて登って。
次男が、
「こっちじゃない、1番線だ」
また走って戻る。
幾ら体力があるとはいえ、焦って居るので心臓に悪い。
「あーーーーーーーーーーーっ」
ドアは非情にも閉まり、電車は走り去ってしまった。
本当はギリギリ間に合ったのに、乗り遅れた・・・・・
「どうする?」
こういう時、夫も次男も頼りない。
あの窓口に掛け合って来る!
英語やイタリア語なんて話せなくても文句言いたいわ。
年の功と図々しさが炸裂した。
「すみません。私たちはちゃんとバスの時間に間に合ったのに1時間以上も遅れたせいで、電車に乗り遅れてしまったんだけど何とかしてよ!」
っぽいことをチケットを見せながらまくしたてた。
外国式に、私たちは何も悪く無い、何とかしろと抗議することがポイント。
受付の女性は2人で何やら話し合っていたが、
「で、どうしたいの?」
「ローマに早く行かなければならないから、直ぐのチケットに交換して欲しいの!」
「分かった。変更するから待ってて。3人ね」
と変更してくれた。
多少手数料は取られたが、何とかなった。
それにしても時間にいい加減な国だ。
昔訪れたときはツアーだったから全く分からなかった。
自由旅行って本質も分かって面白い。
やっぱり止められない。
程なく電車が到着。
ローマテルミ二駅までは17分。
「お母さん、コロッセオの予約間に合わないかも知れない」
次男が弱弱しく訴える。
「大丈夫!私たちのせいで遅れたんじゃないんだから、何とか入れて貰うから」
もうすっかり外国人のわたし。
暮らしていけるかもね。
語学なんか出来なくても。
何とかなりそう。
変な自信がみなぎってくるのを感じた。
ふと外を見ると遺跡がゴロゴロ。
飛行機から見た時より巨大だ。
ローマ凄いな・・・・・
テルミニ駅に到着。
走り出す。
地下鉄に乗り換えなくちゃ。
広すぎて分からない・・・・・
「次男!あそこに居る清掃の叔父さんに聞くーーーー!」
と命令。
次男は私の勢いに圧倒されて走り出した。
英語もイタリア語も話せないのにどうすんだろと思いながら、可愛い子には旅をさせなくちゃ。
1人だったら誰にも頼れないんだから。
と、急にスパルタ海外教育に走る。
「あっちだ」
次男が先頭を走り、夫が後に続き、私が最後に走る。
次男は都大会級の足の速さ。
私も万年リレー選手。
遅いであろう夫を真ん中に挟むという図式。
テルミニ駅を走っているのは私達だけ。
何故か35年以上前の記憶が蘇り私が先頭を走る。
「こっちだ、急げ」
と叫びながら地下鉄に無事到着。
今日は走ってばかりだ💦
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