「投資は買いより売りが難しい」②
こんにちは&こんばんは!
「相場は買いより売りが難しい」
先日証券会社の方と株式投資のお話をした。
「僕,今4割も持っている株が下がっちゃいまして😢300万円で買って一時1,000万円まで上がったのに、そこで売らなくて。そのまま持っていたら今180万円以下になっちゃいまして・・・・」
相場のプロと言われている人達でも売りは難しい。
私も、30代の頃、2,000万円で買った株を100万円台になっても売れなかった過去がある。
今もその株を持っていたとしたら、元本を取り戻せてはいない。
結局起業した4年程前に500万円以下で売った。
余りにも悔しいので、売却の前に1年だけデイトレして200万円程取り戻した。
分かったことは、毎日朝から夜中まで相場に張り付くのは大変だと言うこと。
時給換算しても大して割の良い仕事とは思えない。
毎日精神が荒んで何をやっていても相場の事が気になってしまう。
心理学に、
「アンカリング」
というものがある。
アンカー(Ancor)は日本語で「いかり」を意味し、アンカリング(Anchoring)は船の錨を下して船をつなぐことを意味する。
この証券マンは、1,000万円まで上がった株価にアンカリングされてしまったのだ。
アンカーは数字である場合に効果がより発揮される。
900万円になると、実際には600万円のプラスなのにアンカリングされた1,000万円を基準に考えてしまうから100万円損した気持ちになってしまう。
相場は一方方向にずっと上がり続けたり下がり続けたりすることは無い。
不思議と999万円迄戻ったりするのだ。
あと1円・・・・・
何て言っている内に場が閉まってしまう。
翌日になると、また下がってしまい、売れない。
この繰り返しをしている内に、800万円、700万円・600万円・・・・・・・300万円・・・・・
買値と同じ株価で売却する筈は無い。
何故なら、今度は、行動心理学の
「コンコルド効果」
が効いてくるのだ。
「コンコルド効果」
とは、昔ロンドン・パリ・ニューヨーク・ワシントンなどを飛んでいた飛行機。
マッハ2以上の速度で飛行、ニューヨークとロンドン間を僅か3時間で結んでいた。
客室は非常に贅沢でお洒落な内装と高級なサービスが提供された。
飛行機内での食事や飲み物も高級で一流のサービスを提供していたが、27年余りで赤字が数兆円規模となり、プロジェクトは破綻した。
開発当初から採算が合わなかったのにそこまで続けてしまったのだ。
開発中断の判断を下されることはなかった。
このままではもっと損を拡大してしまうかもと分かっていても、過去に囚われて損失の確定が出来ない。
300万円なら、プラマイゼロなのに今までの時間の投資も無駄には出来ない。
何と言っても1,000万円にまた戻るかも知れないし・・・・
今度は、
「サンクコスト(sunk costs)効果」
が効いてくる。
プラマイゼロだった場合は今までに掛けた時間の機会損失が気になるのだ。
これは、お金や時間だけでなく、恋愛・衣類・ゲームなどなど・・・・・
あらゆるものや人に影響を与える。
「恋愛」は、
交際中に使った時間・金額・感情・・・・
不満があっても別れられない。
「衣類や書籍等」は、
いつか着るかも・・・・
いつか読むかも・・・・
だから捨てられない。
「ゲームやギャンブル」は、
次は当たるかも知れない・・・・
ビジネスだとサブスク。
上手い手法だと感心する時もある。
人は一旦入会したものをなかなか辞めない、辞められない。
ズルズル続けてしまう傾向がある。
本当は機械的に決断するのが一番なのだ。
システム売買が一番良い。
しかし、プログラムするのはやはり人だからなのか、やはりあまり上手く行かないようだ(笑)
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