「株は売りが全て」|土地活用 相続 不動産運用相談
こんにちは&こんばんは!
有名な相場格言
「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で去っていく」
今世間では、日経平均株価は34年ぶり最高値更新と鼻息が荒い。
1989年末のバブル経済の頂点で記録した3万8915円から、34年ぶり。
このニュースに、過去が走馬灯のように蘇って来た。
バブル崩壊後の4月に証券会社に入社した。
それは惨憺たるものだった。
バブルで良い思いをされた女子先輩方。
当時証券会社は花形で、スチュワーデスさながら派手で華やかで、高所得だった。
先輩曰く、ボーナスは立つほどの札束を貰えたと。
20歳ソコソコの若い娘が父親より多くのボーナスを貰っていた。
らしい。
その華やかな女子達は、3高(「高学歴」・「高収入」・「高身長」)の伴侶の許に全員立ち去ってしまった。
永久就職と言われてた時代。
まさに、「暴落と共に去りぬ」だ。
4月に入社した私達に待ち受けていたのは罵倒の嵐・・・・・・
訪問すると塩を撒かれ、笑顔で接すると、
「ヒトが損してるのがそんなに可笑しいのか!」
と叱られる。
謝りたくても、自分がやった事でも無く、実は株について何も知らなかった。
皆どうしてそんなに騒いでいるんだろうとしか思えなかった。
そんなに嫌な思いをするならやらなきゃ良かったのに・・・・・・
自分は2度と株なんてやらないと思ったが、同期のMちゃんが大の株好きだった。
彼女は大手鉄道系建設会社に短大を卒業後勤めていたのに、株好きが高じて証券会社に転職して来た。
私は損害保険会社の事務センターに就職していたが、事務仕事が向かな過ぎて営業を希望。
当時大々的に大募集していた証券会社に転職した。
府中支店に配属になったが、7人もの新入社員が入社した。
他の5人は4大卒で入社。
うち、2人は男性。
女子が5人も配属になった理由が、暴落と共に去ってしまった女子先輩方の補填の為。
入社して分かったが、女子は男性社員の花嫁候補。
支店長から、
「松本君なんてどうだ?名前も一緒だから良いんじゃないか?」
何と言う理由💦
防衛大出のエリートだったが、何故防衛庁とかに行かなかったんだろうと思ったりした。
お客様からもお見合いをよく勧められた。
断れなくて会ってみると、結局自分で嫁も見つけられないオドオドした息子だったりする。
断り辛いなぁと思いつつお断り(笑)
銀行・証券会社等の金融機関に勤めている女子は人気があった。
お母さま達にも、堅くて賢くて育ちの良いお嬢様のイメージが有ったみたいだ。
実際にそうだったが・・・・・・
転職組は私とMちゃんの2人だけだったが、他の5人と年齢も一緒だったので新卒と思われていた。
大学を出たばかりの彼等、彼女達より、私達転職組の方が社会人経験が数年長い為か仕事も出来た。
私達2人は全国トップレベルの成績迄上り詰めるほどだった。
私は株を良く知らないまま毛嫌いしてたので、債券や、債券型の投資信託等で数字を稼いだ。
Mちゃんは株をガンガンやっていた。
とても仲良くなり、海外旅行には何回も一緒に行った。
飛行機に乗り込むなり、
「日経新聞下さい」
と2人で言うと、周りの親父たちにガン見された(笑)
20歳位の若い女の子で日経新聞を読んでるのはかなりレアだった。
私も少し株に興味を持ち、買ってみようと思った。
銘柄が有りすぎて何を買ったらよいか全く分からない💦
Mちゃんは色々買っていた。
彼女は、株で儲けると言うより、株を保有していないと不安になるらしい。
だから大損しても全く気にしていなかった。
上がると売らなければならなくなるからむしろ上がらない方が良いと言う感じだった。
売っても直ぐにまた買う。
当時は社員が株の売買をすることが禁じられてはいなかったので、何時も利益を叩き出している、支店ではちょっと有名だったお客様の真似をすることにした。
その人が買ったら私も買い、売ったら売る。
不思議と損しなかった。
理由は、狙った株が有る程度値下がりした処で買い、ある程度上がったところで堅実に売っていたから。
当時、株式売買や株価は電話や店頭からしか出来なかった。
だからその人の注文が全て分かった。
率先して電話に出、店頭でも受付をした。
お客さまから良い銘柄の情報を聞いたりしていた。
証券会社の社員なのに顧客から情報収集するなんてと思うが、若干22歳の女の子に何も分かる筈ないと、顧客も色々教えてくれた。
金利がすこぶる良かったので、債券や債券型投資信託で資産運用するほうが堅実だし好きだったけれど、株の取り引きもスリルが有って面白かった。
文句を言っている顧客に聞いてみた。
「1度も儲かった事はないんですか?」
「有るわよ。2倍にも3倍にもなって。丁度子供の学費が大変な時期だったから大分助けられたわよ。」
殆どの顧客はバブルで良い思いをしていた。
今大損したと騒いでいるのは、最終的に売らなかった資産が半分以下になってしまったから。
トータルで見たら、まだマイナスにはなっていなかった。
人は良い事は直ぐ忘れ、悪い事で大騒ぎするんだと悟った。
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